- とうかん
- I
とうかん【冬官】(1)中国, 周代の六官(リクカン)の一。 土木工作のことをつかさどった。(2)宮内省の唐名。IIとうかん【凍寒】こおりつくような厳しい寒さ。IIIとうかん【刀環】(1)刀のつかにかけた環。(2)〔漢書(李陵伝)〕故郷に帰ること。 望郷の思い。IVとうかん【唐冠】⇒ とうかむり(唐冠)(1)Vとうかん【投函】郵便物をポストに入れること。VI
「葉書を~する」
とうかん【東漢】〔首都の洛陽が前漢の首都長安より東方に位置することから〕後漢(ゴカン)の別名。VIIとうかん【東関】(1)東方の関所。 特に京都の東にあった逢坂の関のこと。「昨日は~の麓にくつばみをならべて十万余騎/平家 7」
(2)関東のこと。VIII「~紀行」
とうかん【灯竿】航路標識の一。 夜間の航路目標として頂部に灯を掲げた柱。 桟橋や防波堤の端に設置する。IXとうかん【登館】図書館・博物館など館と名の付く所へ出勤すること。Xとうかん【盗汗】〔医学関係で〕寝汗(ネアセ)のこと。XIとうかん【等閑】物事の扱いをいい加減にすること。 注意を払わないこと。 なおざり。「~にする」「青春の月日を~に過す/思出の記(蘆花)」
~に付(フ)・すいいかげんにしておく。 なおざりにする。XIIとうかん【統監】(1)全体をまとめて監督すること。(2)統監府の長官。XIIIとうかん【統管】一つにまとめ管理すること。XIV「大小名を~し/日本開化小史(卯吉)」
とうかん【透関】〔仏〕 禅宗で, 修行の障害となるものをつきぬけること。XV「~破節」
とうかん【陶棺】陶製の棺。 日本では古墳時代に用いられ, 円筒状の脚をもつ箱形の本体と, 屋根形の蓋(フタ)からなる。XVIとうかん【陶管】釉薬(ウワグスリ)を施した土管。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.